心の旅路

第1話                                  2007.7.14更新

  27、人間とは何ぞや


私は高橋先生の話を聴いた。先生と仕事をした。しかし、「先生の話を聴いたから、自分の歪・苦しみが全部無くなってしまって、もう万々歳だ」と最初は思いましたけど、どっこいそうはいかない。――そうですね。
正しい事が分かった。分かっても、どんどんいろんなものが出てくる。――それが人生なんですよ。それが生きている事なんですね。
しかし本当の事が分かってきたら、苦しい時でも、十の苦しみが、三つ位に感じるように、そうなってくるんじゃないかと思うんですね。受け取り方が変わってくる。
人間は死ぬまで大変なんですよ。みんな誰でもそうですよ。楽だなんて人いないですよ。
私もそうですけど、高橋先生の話は、そうならないように話をしている訳ですよ。「みんな、こうだから、こうなってはダメですよ」
と、話をしていらっしゃるんですよ。お釈迦さんもそうですね。イエス様もそうですよ。
その為には、どんな人でも、いろんな歪を持っている訳ですから、あなた達が、この歪を乗り越える為に、私は話をしますよ。
その代わり、やるのは自分なんですよ。何でも人任せにしては駄目だということを言っている訳ですね。
ですから、自分のやっている事で、これは駄目だと思ったら、早くそれを捨てる事。
こういう話は、宗教をやっている人は、心の中に中々入らないですよ。
「申し訳無いけれども、私の話を聴くなら、あなた、宗教をやってたら、ちょっと横に置いてください。何も無い処から、白紙の状態で聴いてみてください。それがおイヤでしたら、どうぞお帰りください」
と、そう言いますよ。――そうですね。
私の話を聴く人は、何をやっている人でも良いんですよ。私はそういう事で話をしている訳ですけどもね。まぁ、あんまり話も上手じゃないですし、みんな中々分からないでそのまま帰ってしまう方もいらっしゃって、申し訳無いと思いますけれど、
一、人間というものは何ぞや――。
一、心というものはどういうものであるか――。
一、人間は、毎日というのが、何故あるのか――。
――そういう事を、知って戴きたいと思うんですよ。誰が何処で何をやっても、そんなものは、別にどうという事はないですね。誰が本を書いても、誰がどんなものを見ても、体から金が出てきても、そんなものはどうでもいゝんですよ。
しかし本当は、神理というものには、
一、文証(大自然の摂理と人間の心との係わり合い、仕組みを証明する事)
一、理証(文証を科学的に証明する事)
一、現証(文証・理証が生活行為に現れ、心の安らぎ、人生の喜び、調和された社会が出来る事によって、神理の実証を行う事。それによって、次元の違う処から、人々に奇跡的な諸現象を現し、人々も救われていく。また、転生輪廻や憑依霊の実証を現象を出し行う事も出来る)
というものがあって、現象であっても、やはり正しい話をする為の現象でなければいけないですね。見世物じゃないんですよ。
テレビでも、よく霊的な事をやっていますよ。あゝいうものは、本物じゃないですよ。あんな事は幾らでも出来るんです。次元が変われば、良いものでも悪いものでも、そういう事は出来るんですよ。霊的なものは、間違ったらもう取り返しがつかない。
――そういう事じゃないですね。私達は、やはり自分を大事にしなければいけない。
若い人は、両親に対して、本当に感謝出来る自分になる。それは年を取った人でも同じですね。親がいない人はいない訳ですから――。
どんな人でも、この世に自分を出してくれた親がいる。ただ、いなくなった人もいるかもしれない。しかし、いなくなっても、心の中に親の事は在るんですから、それに対して、「本当に有り難う御座いました」と、そう思えるようになったら、自分の足元はどんどん……明るくなってきますね。
そういう事が、大事だと思います。
今日はこれで終わります。どうも有り難う御座いました。

                       第一話  完

1985年9月7日 福岡市 香椎逓信保養所ホールでの話より
(『附・本編関連の参考講話 短編集』に第一話の参考講話あり/374ページ)


『心の旅路 第一巻/帰ろう故郷の星へ』 第一話『人間とは何ぞや』を最後までご覧頂き誠に有り難うございました。

 引き続き、話は第二話、『心と体と経済と』へと入っていきます。

 今しばらくお待ちくださいませ。
 
 第二話も、どうかお楽しみに……。
                                                 
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